頭痛は大きく3つのグループに分けられます。
1、心配のない頭痛
2、慢性頭痛
3、危険な頭痛 です。
1のグループは風邪や飲みすぎなどに伴う日常的な頭痛です。これらは病気という程の頭痛ではありません。
2のグループは頭痛を繰り返す、慢性頭痛と呼ばれるものです。
3のグループは脳出血、脳梗塞、髄膜炎などが原因で起こります。これらは放置すると命にかかわりますので早急に病院へ行かなければなりません。
サインとしては、麻痺を伴う、熱を伴った強い頭痛、ハンマーで殴られたかのように痛むといったものがあります。これらの症状がある場合は我慢せず病院に行くべきです。
さて、今回は2のグループについて詳しく書きませんでした。
なぜなら、2のグループの頭痛こそが鍼灸治療の適応症であり、私が詳しく書きたい項目だからです。なので、2については次回以降、治療法と絡めたりしながらじっくり書いていこうと思います。