お灸の歴史(平安・鎌倉編)

お灸が日本に伝えられたのは6世紀ごろ。

仏教や中国の医学書の伝来と同時期だと考えれています。

伝来後、鍼とお灸は急速に普及。

701年の大宝律令には「医鍼の生は鍼灸すべき法を習いしらしめよ」と記されています。

つまり、医学生は鍼灸も勉強しなさいと言われていたわけです。

鎌倉時代に入ると仏教の層が医師を兼ねていたこともあり

仏教の広がりとともに庶民の間でもお灸が盛んになっていきました。