いろいろな方から、東洋医学と西洋医学って何が違うの?と聞かれることが多くあります。
なので、それについて普段患者さんにお話していることを書こうと思います。
まず初めに、西洋医学と東洋医学、全く違うもののように取られてしまいがちです。
ですが、私自身は「同じ医学」であり対立させる必要はないと思っています。
病気に対するアプローチの仕方が違うだけなのです。
自分の体をお城に例えると(昨日、NHKの大河ドラマを見たからですが(笑))
西洋医学は外の国から援軍を連れてくる治療がメインです。
例えば、薬。抗がん剤とか、痛み止めとか、湿布などです。
東洋医学は、お城の中にいる人を強くしていく方法です。
自分で自分を治す力を高めていきます。頭痛があるなら、痛みを止めると同時に血行が良くなる体になるようにしたりします。
大まかに書くとこのようになります。
私は、薬も使いようだと思いますので、西洋医学と東洋医学、良いとこどりで治療を行っていくのが良いと考えています。